音楽科は行事の出し物の下請けではありません!

 皆様、ご無沙汰してしまいました。

 本職が忙しく、なかなかブログを更新できませんでした。申し訳ありません。

 

 さて、2学期終わりから3学期のはじめにかけて、多くの若い先生方から、共通のお悩みごとの相談を受けました。それは、卒業期に向けての様々な学校行事や保護者向けの行事などの出し物を、音楽の授業で準備して欲しいという学年からの要望に、どのように応えればよいかということでした。


 音楽の授業は、学習指導要領を受けて作成された各学校の年間指導計画に基づいて実施されています。その計画に沿って授業を進めたいと、音楽専科の先生方は思っています。

 

 ところが、年間指導計画を変更してでも、学年合唱や学年器楽などの出し物の準備をして欲しいと、かなり強い言い方で要望されている現実があります。

 

鑑賞だって、音楽づくりだってやりたいのに…。

 

多くの学校に、このような現実があることは大問題です。

 

技術的に難しい学年合奏などに取り組む場合、膨大な時間数が必要になります。その間、子供たち自身が試行錯誤して〔音楽の素〕を操作するような、音楽の学習で一番大切な活動ができなくなってしまいます。

 

音楽の主任さんたちは、市の音楽主任会等で共通理解を図り、「このような授業のできない状態は、問題である!」と、どの学校でも同じように問題提起をする必要があります。

教育委員会、校長会などでも、同じように、「音楽の先生に、年間指導計画に基づいた授業をやらせてあげてください」と言ってもらう必要があります。

 

とりあえず、学年の先生方と対立するわけにも行きませんので、音楽の時間は、出し物の練習時間ではなく、学習指導要領を具現化するための学習時間であることを説明したうえで、以下のような音楽専科としての要望を伝えて、今年度はやってあげるしかないですね…、とアドバイスをさせていただきました。

・できるだけ音楽の授業以外の時間を練習時間としてもらえること。

・担任の先生方にも、全員が「鍵盤ハーモニカ指導担当」、「木琴指導担当」などと役割を  担ってもらい、音楽専科に任せきりにしないこと。(こうすれば、来年から頼みにくくなるかもしれません。)

・来年度は、音楽以外の出し物も考えていただくこと。もしも、音楽を出し物にするのであれば、授業でやったものに少し手を加えて発表する程度の子供たちに負担のかからない方法を考えていただくこと。

 

全国の皆さん、皆さんの地域ではどうですか?

音楽の学習時間が、出し物の練習時間になっているようでは、音楽が教科として胸を張って存在意義を主張できないのではないでしょうか。

ぜひ、現行の学習指導要領の理念に基づいた「音楽の授業」を実践していきましょう!

平成29年

【東京例会】

12月15日(金)18:15~

会場:練馬区立中村西小

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※平成29年7月11日現在

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