【個別】器楽教材について思うこと

 本日は、4年生の器楽の学習で研究授業を控えている先生からのご相談で、個別駆け込み寺を実施しました。同じチームで研究をしている先生を含めて、3名の先生がお集まりになりました。

 

 器楽学習は、教材として扱う楽曲の選択が非常に重要であると感じました。

 

 子供たちの技術面でのハードルが適切に設定されていて、合奏する喜びを味わったり、〔音楽の素〕を操作して再創造活動を楽しんだりできる教材ばかりならよいのですが、5~6時間かけても、「果たしてみんなできるかな?」と心配になるような難しい楽曲が教科書に載っています。本日検討した楽曲も、子供たちにとって少し難しいのでは?と心配になる楽曲でした。

 

「何とか間違えずに最後まで通った」という段階で、題材の予定時間が終わってしまうような楽曲は、器楽学習の教材には不向きであると思います。

 

 技能面でのハードルはやや低く設定されているにもかかわらず、楽曲としての魅力があり、〔音楽の素〕を操作してアンサンブルをする楽しさを存分に味わえるような教材曲が理想です。

 

 今回の検討でも、楽曲の難しさに子供たちが負けず、合わせることの楽しさや〔音楽の素〕を操作する楽しさに触れることができるかどうか、とても悩みました。同じ学年の他学級での様子も見ながら、子供たちが、技能的な面で終始しないように、「もしも技能的につまづくようなら…、グループでなく一斉指導に切り替えましょう。」などと、いくつかの学習の流れを想定しておくことにしました。

 

 器楽教材…、「キリマンジャロ」のような楽曲がもっとほしい…。

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